たまご好きにはたまらないお祭り「巨大オムレツイベント」
たまご 2016.12.02
いつもブログをご覧いただいている皆様、こんにちは!
通信販売部の生田智美です。
本日12月2日は、フランスの革命家ナポレオンがフランス皇帝に即位した日です。
ナポレオンといえば、「余の辞書に不可能という文字はない」という言葉が有名ですよね。
実はナポレオンは大のたまご好きだったそうで、流刑先のエルバ島を脱出してパリへ戻る道中には目玉焼きを好んで食べたというエピソードが残っています。
そんなナポレオンのたまご好きを象徴するお祭りが今も続いています!
今回は、たまご好きにはたまらないお祭り「巨大オムレツイベント」をご紹介いたします!
開催地となるのは、フランス南西部にある人口3000人ほどの「ベシエール」という小さな町です。ここには1973年から一年に一度のイースターの日(復活祭)に巨大オムレツ作りが行われます。
15,000個のたまごを使用した巨大オムレツで、直径4メートルの大きなフライパンを使い、なんと40人ものコックが一度に調理をします。
こんなに大きなフライパンを使って調理をするんです!!
山形では巨大芋煮が有名ですが、コチラも負けていませんね!
お祭りの当日はフランス中から沢山の人が訪れ大賑わいとなります。
この祭りの発端は19世紀にナポレオン・ボナパルトが軍隊とともに南フランスに旅した際に、宿屋の主人に命じ町中の卵をすべて集めさせ、兵士たちに巨大なオムレツをふるまったことがキッカケだと言われています。
ナポレオンに喜ばれた村人たちが、貧しい人たちにオムレツとパンの一片をイースターの日に与えることが習慣になったものと伝えられています。
今に至るまでこの料理が引き継がれていることで、フランス料理の奥深さが良くわかりますね。
ちなみに、オムレツの語源は「hommeleste(和訳:素早い男)」が元だという説があります。ナポレオンと兵士達に早く料理をお出しするにはピッタリの料理だったのかもしれませんね!
また、私達の生活にお馴染みの「缶詰」を作らせたのもナポレオンでした。
遠征する兵士の“栄養失調”が問題となったことを受けて、巨大な懸賞金をかけて保存食のアイデアを募り、缶詰が誕生したのだそうです。
ナポレオンの兵士思いの優しい一面が見れますね!
今回は、たまご好きにはたまらないお祭り「巨大オムレツイベント」についてご紹介しました。
ナポレオンにも紅花たまごを食べてもらいたいものです!
きっと気に入ってくれると思います♪
次回の更新もお楽しみに♪
通信販売部
生田智美