意外と知らないマヨネーズについて
たまご 2018.05.04
今回は調味料の中でも万能であるマヨネーズについてお伝えしていきます。
マヨネーズといえばサラダにかける方が多く、中には何にでもかけてしまう「マヨラー」の方もいらっしゃるほど馴染み深い調味料の一つです。
しかしマヨネーズいつ頃誕生し日本に持ち込まれてきたのか知らないのではないでしょうか。
発祥は地中海のメノルカ島。
18世紀半ば、メノルカ島(スペイン)での出来事です。
当時イギリス領だったこの島にフランス軍が攻撃をしました。
その指揮をとっていたのがリシュリュー公爵で、戦火の中港町マオンで料理屋に入り、お肉に添えられたソースに出会いました。
そのソースを気に入ったリシュリュー公爵は、のちにパリでそのソースを「マオンのソース」として紹介しました。
それが「Mahonnaise(マオンネーズ)」と呼ばれ、その後「Mayonnaise(マヨネーズ)」となりました。
これがマヨネーズの最も有力な起源説と言われています。
リシュリュー公爵がパリでマヨネーズを紹介した約160年後、1人の日本人が勉強をしていた。その方はキユーピー株式会社の創始者中島董一郎氏です。
1925年3月に日本初のマヨネーズの製造を始めます。当時はあまり知られておらず、販売当初は整髪料(ポマード)とよく間違えられていたそうです。
販売当初のキユーピーマヨネーズ
出店:https://www.kewpie.co.jp/mayo/about/birth-story/
最後に意外と知られていないマヨネーズの定義はいくつかあります。
〇水分が30%以下で油脂含有率が65%以上であること。
原材料
〇食品添加物以外の原材料
1、食用植物油脂
2、醸造酢及びかんきつ類の果汁
3、卵黄及び卵白
4、たん白加水分解物
5、食塩
6、砂糖類
7、はちみつ
8、香辛料
〇食品添加物 ※以下のもの以外を使用していないこと
5’-イノシン酸二ナトリウム
5’-グアニル酸二ナトリウム
L-グルタミン酸ナトリウム
コハク酸二ナトリウム及び5’-リボヌクレオチド二ナトリウム
調べれば調べるほどマヨネーズについてわからなかったことばかりでした。
普段何気なく使用していたものを深く調べてみるとそのものがまた違う視点から知ることができます。
皆様もお時間あるとき身の回りのものについて一度深く調べてみてはいかがでしょうか。
次回もお楽しみに
通信販売部
遠藤