フランス版たまごかけご飯?ウフ・アラ・コックとムイエット
新着ニュース 2018.11.10
ブログをご覧の皆様、こんにちは!
今回は山田ガーデンファームの井上がお届けします。
だいぶ寒くなり、朝夕は特に冷え込みが厳しくなりました。
布団が恋しい季節で、毎朝起きるのが辛いですね…。
少しでも長く寝ていたいのは山々ですが、朝ごはんを抜くのは極力避けたいところです。
朝ごはんは脳のエネルギー源「ブドウ糖」を作り1日の集中力を生み出すほか、しっかり体温を上げて代謝のいい体を作り、健康・美容面でも効果的です。
日本の朝食はご飯とお味噌汁、お好みで卵や納豆などをかけて食べるのが一般的ですが、米食の文化がないフランスにも「たまごかけご飯」のような存在の朝食レシピがあるようです!
今回は日本でも知名度・人気が上昇しているフランス版たまごかけご飯「ウフ・アラ・コック」と「ムイエット」をご紹介します!
- ウフ・アラ・コックとムイエットは?
ウフ・アラ・コックは、フランス語で「半熟たまご」のことをいいます。
ルイ14世がこよなく愛した卵料理の一つで、半熟のたまごの上の方の殻をスプーンの背で割り、塩コショウをかけた料理です。
こちらに、日本の白米と同じように主食として食べられているトーストしたバゲット(ムイエット)をつけて食べます。
殻をすべて剥いて食べるゆで卵と異なり、あくまで黄身を味わうレシピです。
【材料】
・紅花たまご・・・・1個
・塩・こしょう・・・お好みで
・バゲット・・・・・1/5本
【作り方】
①小鍋に湯を沸かす。沸騰したらたまごを入れ、常温だった卵は3分強、冷蔵保存していた卵は4分弱茹でる。時間がきたら、たまごは氷水に取る。
②バゲットはスティック状に切る。トースターで色付くまで焼く。
③卵を氷水から取り出してエッグスタンドにのせ、②と一緒に皿に盛る。たまごの殻の上面をスプーンの背で割り、塩こしょうで軽く調味して、バゲットに付けながら食べる。
バゲットではなくパンの耳などでも美味しく食べることができるレシピです。
簡単なのにおしゃれで、とろとろの半熟卵につけて食べるというのは最高の贅沢ですね!
フランスの朝食はジャムをたっぷりと塗ったバゲット「タルティーヌ」やバターをたっぷりと練り込んだクロワッサンなど、甘いものが中心です。
しかしこのウフ・アラ・コックのように、完全栄養食の卵を使った手軽で贅沢な料理も食べられているようです。
約8割の女性が働いているフランスの朝はどの家庭もとても忙しいですが、シンプルで手軽、そして健康的に乗り切っており、私たち日本人も学べる点が多いかもしれませんね。
ぜひウフ・アラ・コックで忙しい朝食を楽しみな時間に変えてみてはいかがでしょうか?