卵のパックはどのようにしてリサイクルされるの?
商品紹介 2017.06.09
いつもブログを御覧頂いている皆様、こんにちは!
通信販売部の生田智美と申します。
本日6月9日は「リサイクル」の日です。
リサイクル社会を生み出したのは日本の江戸時代というのはご存じでしたか?
今ではエコロジーという言葉は浸透していますが、世界がそんなことを考えてもいなかった時代から、日本ではすでにリサイクルという精神とそれに伴う職業が存在していたそうです。
今回は「卵のパックはどのようにしてリサイクルされるの?」と題し、モウルドパックとプラスティックのケースのリサイクルについてご紹介します。
私達の見慣れているたまごのパックは、どのようにしてリサイクルされるのでしょうか?
【モウルドパックは?】
紅花たまごはモウルドパックというパックに入れてお届けさせて頂いております。
モウルドパックの原料は、新聞・雑誌・段ボール・牛乳パックなどの古紙を集めた資源です。紙を利用しているので、通気性や保水性、形状の柔軟性に優れている点が魅力です。
弊社のモウルドパックは各自治体の資源回収の際にお出し頂ければと思います。
【プラスティックの卵のケースは?】
①処理工場へ運び、細かく砕きます。
回収した卵パックを処理工場に運び、工場で「バーコードと中央の色つきの部分」をはさみで切り分別します。
この作業によりより透明性の高いシートに生まれ変わります。もっとも重要な工程です。
分別された卵パックを、「細かくする」という流れで処理されます。細かくするのは次の工程で溶かしやすくするためです。
②成型工場で溶かして引き延ばし、シートにして巻き取ります。
リサイクル原料90%と新しい原料10%を大型タンクに投入し、熱を加えて少しずつ溶かしていきます。
約300 度の高熱でドロドロにしたら、今度は溶かした原料を冷ましながら機械でうすく引き伸ばします。
食品に触れる面には新しい原料が使われるので衛生面も安心ですね!
③再び卵パックに成型し、検査します。
シートを型にあてて熱を加え、卵パックのカタチに成型していきます。
卵パックがきちんとできているかどうか、 風を送りながら1 枚ずつはがして検査をします。
今回は「卵のパックはどのようにしてリサイクルされるの?」と題し、モウルドパックとプラスティックのケースのリサイクルについてご紹介しました。
いまやリサイクルは地球温暖化対策、資源の保護に欠かせない存在となっています。
リサイクルを進めて美しい地球を守っていきたいですね!
次回の更新もお楽しみに♪
通信販売部
生田智美