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スタッフブログ

卵かけご飯を引き立てる!醤油の選び方

新着ニュース 2018.07.08

ブログをご覧の皆様、こんにちは!

今回は山田ガーデンファームの井上がお届けします。

 

夏は暑さが体力を奪うだけでなく食欲もなくなるので、

知らず知らずのうちに体調を崩してしまうことがあるかと思います。

こんな季節には完全栄養食の卵はぴったり!

特に手軽でさっぱり食べられる卵かけご飯はとても便利なレシピです。

 醤油1

色々なアレンジができる卵かけご飯ですが、やはり卵の質とかける醤油が美味しさを左右します。

養鶏場の数だけ様々な卵があるように、醤油も濃口醤油から白醤油まで様々な種類があります。

今回はそれぞれの醤油の特徴や卵かけご飯に用いるとどんな味わいが楽しめるかなどをご紹介します!

 

〈濃口醤油〉

醤油2

日本の醤油生産量の8割以上を占める最もスタンダードな醤油です。

江戸期以来関東を中心に発達し、香りと色、味のバランスに優れているのが特長です。

卓上調味料としてだけではなく、煮物、焼物、だし、たれなど

調理用しょうゆとしてもほぼオールマイティに使えますが、卵かけご飯にはあまり向きません。

香りも旨みも濃いので生卵のほのかな甘みを打ち消してしまいます。

しかし卵かけご飯の味わいをくっきり引き立ててくれるので、

濃口醤油に慣れた人にとっては甘みのある醤油では味わいがぼんやりして物足りない!と思うかもしれません。

 

〈淡口醤油〉

醤油3

日本の醤油生産量の13%程度を占めており、関西で生まれた醤油です。

食塩分は18~19%とこいくちしょうゆより約2%ほど高く、

魚や野菜などの持ち味や色合いを生かすのに向いていて、淡めの色合いとおとなしい香りが特長になっています。

ダシの風味を活かす効果があり料理に用いるには適していますが、

旨みが少なめなので卵かけご飯に用いると少し物足りなさを感じるかもしれません。

 

〈たまり醤油〉

醤油4

日本の醤油生産量の2%程を占めている、濃口醤油よりもさらに濃い旨みを持った醤油です。

濃口醤油は大豆50%・小麦50%で造るのに対し、

たまり醤油は大豆100%(大豆90%・小麦10%も多い)で造るのです。

大豆は発酵すると旨味に、小麦は発酵すると甘味になるため、

旨味がとても強く甘みが少ない醤油になります。

とろりとしていて濃厚な味わいが楽しめますが、かけすぎには要注意!

 

〈再仕込み醤油〉

醤油5

最近では「二段熟成」という言葉でも売られている、

製造期間も原材料も二倍かかる非常に贅沢な醤油で、日本の醤油生産量の1%程を占めています。

一般的に色が濃く、どろりと濃厚な味に仕上がります。

熟成期間に旨みと甘みが増え、甘露醤油と呼んでいる地方もあります。

この甘味が卵の甘味をさらに膨らませてくれるので、卵かけご飯をより美味しく演出してくれます。

 

〈白醤油〉

醤油6

大豆10%・小麦90%で造られる、透き通った琥珀色をした醤油です。

旨みやコクが抑えてあり、糖分が12〜16%と少し高めのため、

高級料理の隠し味やうどんの汁などに利用されます。

卵かけご飯にかけると、旨みが少ないので塩辛さが少し目立ち、物足りなく感じるかもしれません。

 

最近お店でもよく見るようになった「卵かけご飯専用醤油」はどれも甘みがありますが、

これは醤油の味わいが強いと消えてしまう生卵が持つ繊細な甘みを活かすためこのような味になっているようです。

弊社で販売している「たまごはん醤油」も、山形県産の生醤油と貴重な味噌たまりをブレンドしており、

特に濃厚で甘みの強い紅花たまごに合うように作られた、甘みとコクのある特別な醤油になっています。

 醤油7

美味しい卵を活かすも殺すも醤油次第!

ぜひこちらを参考に食べ比べて、自分の好みに合う卵かけご飯の醤油を探してみてくださいね!

商品一覧
  • 産地直送紅花たまご
  • たまご家さんのカレー
  • おいしい山形のお米
  • 山形の特産品
  • スイーツ果物

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