たまごの品質
新着ニュース 2016.11.05
ブログをご覧の皆さま、こんにちは!
今回は通信販売部の井上がお届けします。
私の所属する通信販売部には、毎日多くのお客様から注文や問い合わせのお電話をいただきます。
そんなお客様からの問い合わせの電話の中でも多いのが、「たまごの破損」と「たまごの品質」についてのお電話です。
特に「たまごの品質」については、「たまごの殻が薄くなったのではないか」「黄身の弾力が以前よりなくなったのではないか」など、毎日召し上がっていただいているからこそ気づく疑問が寄せられ、本当に頭の下がる思いです。
通年一定の品質のたまごをお届けさせていただきたいのですが、生鮮食品であるため難しいのが現実です。
今回はその理由についてご紹介します。
品質維持が難しい最大の理由は、たまごはニワトリの体調に左右されてしまうことが挙げられます。
ニワトリは夏と冬では食べるエサの量が異なってきます。
夏は暑さのため水分を多く摂取する代わりに、黄身の色や栄養を調整するエサはあまり食べなくなってしまいます。
そんなニワトリが産むたまごは、サイズが小さくたまごの殻も薄めになってしまうようです。
生鮮食品なので維持が難しいなかでも、弊社では夏でも鮮やかなオレンジ色の黄身のたまごをお届けできるよう、努力しております。
たとえばエサを変えたり居住環境を整えたりと、品質を維持できるよう取り組んでいます。安心してお召し上がりください!
反対に冬は寒さに耐えるため、水分はあまり摂取せずにエサを多く食べて栄養を蓄えます。
そのためサイズが大きく殻も硬めのたまごをニワトリは産んでくれます。
味も濃厚なので、冬は美味しいたまご料理が楽しめます!
代わりに寒さのストレスで産むたまごの数は減ってしまい、冬のたまごは少し貴重品です。
また、ニワトリの加齢によっても品質が変わってきます。
ニワトリは、若いうちは殻が硬くて小さいサイズのたまごを産みますが、歳をとると殻が薄くて大きいサイズのたまごを産むようになります。
大きいサイズのたまごは、小さいサイズのものと比べてカルシウムを多く必要とするため、殻にカルシウムが行き渡らずやわらかめになってしまうようです。
弊社では、エサを変えたりニワトリの体調・居住環境維持の徹底をしたりと、皆様に高品質のたまごをお届けできるよう常に試行錯誤を重ねております。
通年、最高品質のたまごを提供できるよう、今後も改良してまいりますので、何かお気づきのことがあれば、お気軽にお問い合わせください!
TEL:0120-22-0505 受付時間/9:00~17:00(年中無休)
FAX:0238-22-5250 受付時間/24時間受付
E-mail:fresh@yamada-egg.com
通信販売部
井上早彩