本日は「いいかんぶつの日」!栄養がぎゅっと凝縮された乾物と紅花たまごの卵とじレシピ
ブログをご覧の皆さま、こんにちは!
今回は山田ガーデンファームの井上がお届けします。
本日11月20日は「いいかんぶつの日」です。
干物の「干」という字が「十」と「一」で出来ていること、乾物の「乾」という字が「十」「日」「十」「乞」という字で出来ていることから、日本かんぶつ協会がこの日に制定しました。
水分を抜き小さくなっているものの、その中にはぎゅっと栄養が凝縮されているほか、長期的に常温で保管できるのも魅力的で、昔から重宝されてきました。
今回は乾物と紅花たまごを使った卵とじレシピをご紹介します。
●お麸を使ったレシピ
精進料理にもよく使われる「お麸」は小麦粉のタンパク質(グルテン)を練り固めたものです。
脂質はごくわずかしか含まれておらず、高タンパク質で低カロリーなのが魅力です。
山形では東根市にある「六田の麸」が有名で、バケットのように長くしっかりとした焼き麸が楽しめます。
「車麸の紅花たまごとじ」
【材料】
・車麩・・・・・・4個
・にんじん・・・・1/2本
・水・・・・・・・300ml
・めんつゆ・・・・100ml
・紅花たまご・・・2個
・みつば・・・・・適量
【作り方】
①車麩は50℃ぐらいのぬるま湯に20分ほど浸してもどす。
水を含んでスポンジ状になったら、取り出して手のひらでぎゅっと2、3回水気を絞り、半分に切る。
②にんじんは4㎝長さの短冊切りにする。
③鍋に水300mlとめんつゆ100mlを入れて煮立て、①と②を加えて7〜8分煮て味を含ませる。
④紅花たまごを軽く溶きほぐして③に回し入れ、フタをして半熟状になったら火を止める。
⑤3分ほどおいてから器に盛り付け、一口大に切ったみつばを添えれば完成!
●かんぴょうを使ったレシピ
「かんぴょう」はユウガオの果実を紐状に剥いて乾燥させたものです。平安時代から用いられている伝統的な食材で、食物繊維が豊富であるほか、カリウムやカルシウムなどのミネラルも含まれています。
主な生産地は栃木県で、なんと国内生産の9割が栃木で作られています。
一大産地で考案された卵とじレシピをご紹介します。
「かんぴょうの紅花たまごとじ」
【材料】
・かんぴょう・・・・・ 1袋(干した状態で30g)
・紅花たまご・・・・・ 4個
・だし(鰹と昆布)・・・160cc
・醤油・・・・・・・・ 大さじ1
・本みりん・・・・・・ 大さじ1
・砂糖・・・・・・・・ 小さじ1/2
・塩・・・・・・・・・ 適量
【作り方】
①水でかんぴょうをさっと洗い、塩ひとつまみ入れて揉む。
②鍋にたっぷり水を張り、かんぴょうを水から茹でる。沸騰してから8分くらい経った後、指でつまんでふわっとしていたら引き上げて冷ます。
③水洗いをしてしっかり揉み洗いし、折り曲げてしっかり絞る。
④広げて並べてひとくち大に切り、さらに水気を絞る。
⑤鍋にかんぴょう、だし・醤油・本みりん・砂糖小さじ1/2・塩をひとつまみ入れ、中火にかける。沸騰したら火を弱火にし、7〜10分ほど煮る。
⑥中火に戻し、軽く溶きほぐした紅花たまごを入れる。木じゃくで大きくゆっくりかき混ぜ、火を止めて蒸らしたら完成!
卵と乾物はあまり結びつかないイメージがありますが、サイドにまわりがちな乾物も、卵でとじれば一品でもご飯がすすむメインのおかずに変わります。
ぜひおかずに困ったときにささっと作れるこちらのレシピをお試しくださいませ!