鶏の産卵メカニズムについて知ろう
皆様こんにちは!
通信販売部の吉田明日美です。
いつもブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
4月になり、山形もようやく春らしくなってきました!
さて、今年も山田ガーデンファームには6名の新入社員が入社しました。
期待と不安で胸がいっぱいかと思いますが、お客様ともお話させていただく機会も出てくるかと思います。
その際は温かく見守っていただければ幸いです。
春の訪れを喜んでいるのは人間同様に鶏も同じです。
3月から5月にかけて気温が上昇し、日照時間がのびてくるので鶏が最も活気のある時期ともいえます。
鶏の健康も快復し、産卵能力も増大するのです!
ということで、今日は鶏の産卵メカニズムについてご紹介させていただきます。
鶏が1日に産める卵はどう頑張っても1個までです。
それは、卵子(卵黄)が卵輸管内に排卵されてから1個の卵ができあがるまでに24〜27時間かかるからです。
卵黄は、肝臓で作られた卵黄前駆物質というものが血液で徐々に卵巣に運ばれて、卵黄となる部分の中心から外側に向けて徐々に蓄積し、7日〜12日間かけてゆっくり作られます。
飼料原料由来の色素や栄養素が卵黄に反映されるまでは2週間程度の期間が必要と言われています。
これは、日々鶏が食べる餌の成分が時間をかけて徐々に蓄積されるためです。
大きくなった卵黄が卵輸管内に排卵されると、卵黄に卵白が付着し、その周りに卵殻膜ができて、最後に卵殻が形成されて産卵されます。
難しく書かせていただきましたが、卵はまず黄身の部分から作られて鶏の体内を通るうちに徐々に外側に膜や殻ができます。
なんとも不思議ですが、生命の神秘を感じますね!
それでは、次回の記事もお楽しみに!
通信販売部
吉田 明日美