TKG解禁?!最近卵を生で食べられるようになった国!
おしらせこだわりの生産管理たまご会社について取り組み性質新着ニュース 2017.10.16
いつもブログをご覧頂いている皆様、こんにちは。初めてご覧頂く皆様、はじめまして。
山田ガーデンファーム通信販売部の大友と申します。
突然ですが、皆さんは生卵を召し上がっていますか?
卵かけごはんを始め、月見うどんやすき焼きなど、
生卵を食べるのは世界でも日本だけだと聞いたことがあります。
イタリアのカルボナーラ・ティラミス・シーザードレッシングや、
ポーランドのタルタルステーキ、韓国のユッケ、台湾のかき氷など、
一部の地域では使われることがありますが、
欧米諸国では日本ほど生卵を食べる文化がないとのこと!
そんな世界の食文化の背景には、卵の品質管理の実態が関係しています。
諸外国ではそもそも卵は加熱をして食べることを前提にしている国が多いので、
常温保存をしたり、賞味期限が長めに設定されていたりしています。
一方日本では、生で安心して安全にお召し上がりいただくために
以下のように品質管理に取り組んでおります。(一部をご紹介します。)
・次亜塩素酸で殻の洗卵と消毒
・卵は出荷までほとんど直接的に人の手で触れない
・強い光を当てて血卵がないか確認する
・殻に汚れや穴などがないか目視で確認する
などです。
諸外国の中には、「生食用」として売り出している卵も存在します。
しかし、日本ほど徹底した品質管理がされていないので、
生で食べるとお腹を壊してしまうこともあるのだそうです。
食の安全に対する企業努力と情熱のおかげで、我々日本人は安心して生で卵が食べられますし、
比べてみると日本の品質管理水準は世界屈指と言われるだけありますね!
さて、前置きが長くなりましたが、
本日のテーマである「最近卵を生で食べられるようになった国」とは
「イギリス」です!
英国ではこれまで生卵の安全性について、
免疫力の低い乳幼児や高齢者、妊婦は生卵を食べてはいけないと言われてきました。
しかし、英食品基準庁は今月11日、
「生産方法や衛生状態が改善したため、
品質保証の赤い“ブリティッシュ・ライオンマーク”がついた卵は、誰でも生で食べて大丈夫」
と基準を変更しました。
英国では1988年12月、当時のエドウィナ・カリー保健相が
「英国の卵はすべてサルモネラ菌に感染している」と発言し、
卵の消費量が激減する騒ぎがありました。
また、英国では前年、卵によるサルモネラ菌感染が20件以上起きていました。
今回のニュースでイギリスの卵の消費がどんどん増えるといいなと思います。
海外の方から生卵を食べる我々日本人の姿は、
納豆のようにまだまだ驚くべき食べ方(食べ物)かもしれませんが、
外国の方が卵かけごはんを美味しく召し上がる機会ができたら嬉しいですね!
それでは次回もお楽しみに!
通信販売部
大友