七夕に食べていた索餅とは
こんにちは!
通信販売部の遠藤です。
本日は7月7日、皆さんご存知七夕です。
日本では五節句の一つで、3月3日のひな祭りや5月5日の端午の節句とともに重要な行事の一つとして知られています。
3月3日はひなあられ、5月5日は柏餅など行事食として有名なものがあげられる中で、7月7日はそうめんとされています。以前よりは少しずつ認知されてきているようですが、そもそもなぜ食べるのでしょうか。
起源は古く、平安時代にはそうめんの原型である索餅(さくへい)を七夕に食べていた記録が残っています。これは中国から伝来し、和名で「むぎなわ」と呼ばれています。
古代中国では7月7日に亡くなった帝の子が霊鬼神(悪霊)になって熱病を流行らせ、それを鎮めるために好物だった索餅を供えて祀るようになりました。ここから7月7日に索餅を食べると無病息災で過ごせると日本に奈良~平安時代ころに伝わったようです。そこからそうめんを同じ理由で食べるようになったようです。
索餅のレシピ
小麦粉(薄力粉)・・・250ℊ
卵・・・・・・・・・2個
油・・・・・・・・・大匙1
牛乳・・・・・・・50ml
砂糖・・・・・・・40ℊ
- 小麦粉と砂糖をボールに入れて混ぜ合わせる。
- 別のボールに卵を割り入れ、はしでかきまぜて牛乳を入れてさらによく混ぜる。
- (1)のボールに(2)を流し入れ、だまがなくなるまでよくこねる。
- 表面がなめらかになったら油を加えて、さらにこねる。ラップをして、30分間ねかせる。
- 生地をだいたい3等分に手でちぎる。まな板の上に、小麦粉(分量外)を薄くひき、のし棒で15cmぐらいにのばす。
- ナイフでひも状になるように切り、手で20cmぐらいになるまで転がしながらのばす。
- ひもの端を片方の手で押さえて、もう一方をねじっていく。
- ひもの両端を持ち上げて、縄状にねじり合わせる。
- 鍋に油(分量外/適量)を入れて熱し、揚げる。浮き上がり、きつね色になってから焦げないうちに取り出す。
- 竹串で刺し、棒に生地が付かなければできあがり。
ぜひ試してみてください。
次回もお楽しみに
通信販売部
遠藤