たまごに血が!食べても大丈夫?
いつもブログをご覧いただいている皆様、こんにちは!
通信販売部の生田智美です。
いつも安心、安全な美味しい紅花たまごをお届けさせて頂くことが山田ガーデンファームのモットーです!
しかし、鶏も繊細な生き物。毎日が万全の体調ではありません。
そんな時に産まれてしまうのが、「血卵(血液が混ざった卵)」です。
今回は「血卵が産まれる理由と山田ガーデンファームが行っている対策」についてご紹介致します。
そもそも「血卵」は食べても大丈夫なのでしょうか?
結論からいうと、「血卵」はお召し上がり頂いても問題ない卵です。
「血卵」は
・卵黄の表面に血液がわずかに付着している卵(血斑卵)
・卵白全体に血液が混入している卵(血玉卵)
など、血液の混入程度は実にさまざまです。
鶏の飼育環境や鶏種にもよりますが、血卵の発生頻度は0.1 ~ 0.5%程度だと言われています。
卵に血が混入してしまう原因は、鶏のストレスによるものです。鶏はストレスを一時的に受けることによって、卵巣もしくは輸卵管の毛細血管が切れて流血します。
主なストレスの原因としては
・大きな音など驚くようなストレス
・季節の変わり目によるストレス
などによるものです。また、卵を産み始めた若鶏も血卵を産む場合があります。
「血卵」がお客様に届くことがないよう、山田ガーデンファームではパック詰め工場で、「血卵検査」という工程があります。
血卵検査では、卵内の「ヘモグロビン」を感知して血液混入卵を自動的に検出し、除外しています。
また、たまごを割った時に、褐色あるいは赤褐色の肉様物質が付着していることがあります。これは、「ミートスポット」と呼ばれるものです。
ミートスポットは、「卵黄膜の破片」や「卵管の組織片」が混ざったものだといわれています。
茶色の成分は卵の殻の色素 「プロトポルフィリン」 だと言われていて、褐色の卵から検出される割合が多いものです。
「血卵」も「ミートスポット」も鶏の体内で作られた色素であり、召し上がっていただいても特に害はありません。しかし、気分的にも気持ちの良いものでありませんので、気になる方は処分して頂いた方がよいかと思われます。
今回は「血卵が産まれる理由と山田ガーデンファームが行っている対策」についてご紹介致しました。
山田ガーデンファームでは、このようなことがないように鶏の飼育環境に十分気を配り、鶏にストレスを与えない環境作りを心掛けています。また、血卵検査にも力を入れています。
今後も美味しい紅花たまごをお届けできるよう、これからも頑張ります!
次回の更新もお楽しみに♪
通信販売部
生田智美