鶏は何歳まで卵を産むの?
皆様こんにちは!
通信販売部の吉田明日美です。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます!!
今日は鶏の生涯についてご紹介致します。
実は、鶏には食肉用の鶏(ブロイラー)と採卵用の鶏(レイヤー)の2種類が存在します。
スーパーで売っているいうな食肉鶏はエサをたっぷり与えて50日という短期間で成長させるので脂がのって美味しいです。
今回は私たちの得意分野であるレイヤーをご紹介したいと思います。
まず、鶏の生涯をご説明します。
有精卵は38℃に温められると21日間で孵化してひよこが産まれます。
産まれて間もなく、人生最大の分岐点が訪れます。
雛は雌雄鑑別されて、メスのみが採卵用として育成されます。
残念ながらオスは短い生涯を終えてしまいます・・・。
飼育されたメスは産まれて120日くらいになると大人と変わらない姿になり、卵を産み始めます。
産みたての時は卵が小さかったり、奇形があったりするのですが、徐々に安定してきます。
そして、産卵を開始してから200日前後で産卵のピークに達します。
その後も途中に休産期間を経ながら約1年半卵を産み続けます。
採卵鶏は約2年で仕事を終え、生涯を終えます。
次に鶏が生涯産む卵の個数についてご説明します。
以前の記事でもご紹介致しましたが、鶏は1日1個までしか卵を産むことはできません
産卵を開始して1年半という期間で300~400個卵を産み続けます。
しかし、最高で600個程度産む場合があるそうです。
実は、鶏の本来の寿命は5年程度だそうです。
しかし、年を取ってくると卵を産まなくなったり、卵の質が落ちてきてしまいます。
人間と同じですね・・・。
養鶏場では質が良い卵を効率よく生産するために、約2年で鶏の入れ替えをします。
また、若い鶏でも産卵を続けていると疲れて卵の質が悪くなってきます。
そこで以前ご紹介させて頂いた強制換羽という休産期間をとります。
商業目的ではなく、愛玩用として長く飼育すれば、600個の卵も実現できそうです!
我々は良質な卵を皆様の食卓にお届けできるよう、飼育スタッフが徹底して管理を行っています。
これからも安心して山田ガーデンファームの卵をお召し上がりくださいませ。
では、次回の記事もお楽しみに!!
通信販売部
吉田 明日美